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【ペットの終活】今注目のペット用墓石とは?種類・価格を紹介

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大切な家族の一員であるペットは、残念ながら多くが人よりも寿命が短く、先に天寿を全うすることが多いです。そこで、ペットの終活をあらかじめ考える飼い主も多く、ペットとの思い出を形にできるペット用墓石が注目されているのです。

この記事ではペット用墓石の種類や特徴、ペットの終活について考えておきたい予算面についてなど、ペットのお墓事情をご紹介します。

ペット用墓石とは?

ペット用墓石は、ペット霊園などに建てるペット用のお墓や、人のお墓といっしょの区画に建てられるお墓があります。またペット用の墓石は宗教による違いがないからこそ、人のお墓と比較しても自由なサイズやデザインを取り入れたものが多いです。

たとえばペットの写真を彫刻したものや、墓石にプリントしたカラフルなもの、ペットのイラストや文字などオリジナリティあふれるデザインがそろっています。

また、ペットの遺骨は人とちがって、自宅の敷地内に埋葬することもできます。そのため、自宅の庭にペットのお墓を作るために小型のペット用墓石を作る方もいらっしゃいます。

ペット用墓石は建てる場所、予算などさまざまな希望に沿った中から、好きなデザインを選ぶことでペットとの思い出がいつでもよみがえるような大切な場所になるのです。

ペット用墓石の種類

ペット用墓石の種類は、大きく分けて3つの種類があります。それぞれのデザインの特徴やおおまかな予算をご紹介します。

墓石タイプ

もっともスタンダードなペット墓石で、人のお墓に比べて小型のものがほとんどです。ペット霊園で指定があるところは墓石タイプが多く、ほかにも自宅の敷地内に墓石を建てる場合も縦長の墓石タイプを選ばれることが多いです。

プレートタイプ

プレートタイプは土台となる石のうえや、直接プレートを芝生などに設置するスタイルのお墓です。
特にガーデンタイプで木々や花々があるような霊園で選ばれるデザインで、プレートにはペットの写真やイラストなどをデザインすることが多いです。

彫像タイプ

ペットの姿をそのまま墓石にした、彫像タイプの墓石です。一目でペットのお墓だとわかるインパクトのあるデザインと、オリジナリティの高さが魅力です。彫像の横にプレートを設置して、名前などがわかるデザインにした墓石が多いです。

ペット用墓石の選び方

ペット用墓石を選ぶにあたって、事前に考えておきたいポイントがいくつかあります。ペット用墓石の選び方について、下記をチェックしてからどれを購入するか決めましょう。

建墓する場所を決める

まずはお墓を建てる場所を最初に決めましょう。霊園であるなら、墓石のデザインの指定や区画の広さが決まっていることが多く、その大きさに合わせた墓石を選ぶ必要があります。

お墓を建てる場所によっては、墓石タイプ以外のものを選べなかったり、そもそも区画によってデザインが決められており、名前を彫るだけのところもあります。

もしオリジナルデザインのお墓にしたいときは、そのペット霊園が自由なデザインのお墓を建てられるか調べておきましょう。

ペット用墓石の予算を考える

ペット用墓石にかかる予算も、あらかじめ決めておくことが大切です。ペット用墓地も人のものと同じく、永代供養墓としての永代供養量や、区画使用料などがかかります。

総合的にいくらかかるのか、事前に予算を決めたうえで墓石も含めて予算の範囲内になるか、調べておきましょう。

ペット用墓石はデザインや大きさによって金額に違いがあります。たとえば、プレート型はサイズが小さく、シンプルなフォルムのため1万円台から製作できます。

それに対して墓石タイプの本格的な深堀を施したモデルは、5万円~10万円の価格帯で購入できます。

犬小屋の形やペットのシルエットを彫刻にした立体的なモデルは、10万円以上の価格帯で販売されているため、予算に合わせて好みのデザインのペット用墓石を選びましょう。

墓石のタイプを決める

墓地や予算が決まったら、いよいよ墓石のタイプやデザインを決めましょう。もし自由にデザインできるペット霊園だったら、最初にプレート型にするのか墓石型にするのか、または彫刻を作るのか、どのタイプにするのか家族と話し合っておきましょう。

特に彫刻のようなデザインは、制作期間がかかるため、それまでの間のお墓をどうしたいのか、もしくは生前のうちにお墓を作れるように制作を依頼しておくのかといった点も、決めておきたいポイントです。

まとめ

ペットの終活は飼い主にとってつらいことでもありますが、納得のいくお別れができるように準備できることや考えておきたいことは、早めに決めておくと安心です。

特にペット墓石は種類が多く、墓地によってもルールが決まっているため、まずは墓地を利用するのか、それとも自宅の敷地に埋葬するのかといった場所決めからスタートしましょう。

その後に、ペット墓石のデザインを考えていくことで、いざというときに希望のお墓を建てられなかったというトラブルを予防できます。

投稿者プロフィール

土屋福美子
土屋福美子
一般社団法人 包括あんしん協会理事
株式会社 WISHLANE 取締役

【資格】
ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー
高齢者住まいアドバイザー
デジタル遺品アドバイザー

お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのあなた人生のスパイスとして一生涯サポートしています。

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