終活の中で、使わなくなったものの整理や手放すことは早めに始めたいものの1つです。
ものを減らそうと思っても、思い出の詰まった品々を簡単に手放すことは心苦しいですよね。
使えなくなっても、手元に置いておきたい思い出の品もあります。
特に昔から着用していた着物や、洋服などの衣類は、思い出が詰まったお気に入りがたくさんあり、なかなか減らせないと悩んでいる方も多いかと思います。
そんなお気に入りの衣類は、今の自分に合ったものにリメイクする道があります。この記事では衣類をリメイクするメリット、方法をご紹介します。
捨てられない思い出の品はリメイクしよう
昔買ってトレンドが過ぎた、似合わなくなった古い服をリメイクしてバッグや財布にしたり、着物を洋服にリメイクしたりする方法があります。
リメイクのメリットは、捨てられないものの使っていないものを保管し続けずに使えるようになることです。
衣類のリメイクによって、どのような良さがあるのか、さらにくわしく見ていきましょう。
リメイクすれば長く使える
リメイクすることで衣類を長く使えます。衣類にはトレンドがあり、お気に入りの服でもコーディネートが難しくなってしまうケースがあります。
特にリメイクによって服のデザインを少し変えれば、また長くその衣類を着用できるのです。
お気に入りの服を長くしまったままにせず、新しい形で活用できるため、お気に入りの服を常にそばに置いておける安心感もあります。
リメイクで似合わなくなった服がよみがえる
年齢を重ねると顔や体型が変わることにともなって、お気に入りの服でもいまいち似合わないという例もあります。
しかし、お気に入りの生地やデザインを活かせる方法がリメイクです。いったん身につけられなくなった衣類も、リメイクすることで今の自分に合ったデザインによみがえらせられるのです。
たとえば、お気に入りの着物があっても着付けが面倒、なかなか着る機会がないといったお悩みがある方も多いのではないでしょうか?
昔着ていた着物をシャツや羽織ものにリメイクすることで、洋服に変身します。洋服に変われば、着物のように着るシーンがどうしても限られてしまうアイテムも、毎日のように着用できるのです。
親やご先祖様の衣類をリメイクすることもおすすめ
自分で選んだお気に入りの衣類だけでなく、親から受け継いだ着物やご先祖様の着物なども、リメイクによってよみがえらせることができます。
親から受け継いだものの、着物を着ることが苦手でずっとタンスに保管したままになっている人もいるのではないでしょうか?
親やご先祖様に対して申し訳ない気持ちを抱いてしまいますが、リメイクして活用できれば受け取った衣類も無駄にならず、自分に合った着こなしを楽しめるのです。
お気に入りの衣類のリメイク例
お気に入りの衣類をリメイクするには、どんな方法があるのでしょうか?リメイクの例とともに、やり方をご紹介します。
着物を洋服にリメイク
着物を洋服へのリメイクは、最近さまざまなところでサービスを提供しています。着物を洋服に直すのは、裁縫が得意でなければ難しい部分があります。
しかし、プロにリメイクを依頼すれば着物の好きな柄の部分を残しつつ、さらに着物本来の風合いを残したままきれいに着続けられるのです。
お気に入りの服をバッグや財布にリメイク
お気に入りの服をバッグや財布にリメイクする方法も、服の寿命を伸ばす方法の定番です。
傷んでしまった服でも、お気に入りのものは簡単に処分したくありませんよね。そんな服の生地を生かして、財布やバッグにすれば毎日愛用できます。
特にしっかりとしたデニム生地などは、そのままの風合いを生かしたトートバッグなどにアレンジすることも人気があります。
和柄の服なら財布の柄として再利用するなど、レザーといったほかの素材との組み合わせでさらに頑丈になり、長く愛用できる品物に生まれ変わるのです。
生地を使ってコースターなどを自作する
服のリメイクをプロに頼まずに、自力で行う方法もあります。たとえば生地を小さくカットして、縫うだけでコースターが完成します。
生地が多くとられている部分なら、そのままカットしてランチョンマットやクッションカバーなどにアレンジすることも可能です。
カットして直線的に縫う作業なら、特別な技術も不要です。自分のペースで好みのデザインに作れるからこそ、アイデア次第でアレンジを楽しむという新しい趣味にもつながります。
リメイク品を子供たちにプレゼントするのもおすすめ
自分が気に入っていた服をリメイクし、それを子供たちに贈る方法もあります。
将来子供たちが形見分けをする際に、現代的にアレンジした衣類や小物ならそのまま使用してもらえます。
何よりオリジナリティのある形見として、将来子供たちに喜んでもらえることでしょう。
まとめ
終活といえば身の回りのものを手放して、すっきりとコンパクトな生活を目指すイメージがあります。
しかし、思い出の詰まったものを手放すことだけを考えていては、もったいないと感じるものもたくさんあります。だからこそリメイクという方法がおすすめです。
終活の一環として、捨てられないお気に入りの服をリメイクしてみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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一般社団法人 包括あんしん協会理事
株式会社 WISHLANE 取締役
【資格】
ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー
高齢者住まいアドバイザー
デジタル遺品アドバイザー
お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのあなた人生のスパイスとして一生涯サポートしています。
約5000人の保険コンサルティング実務経験から
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