会員様の声

峯岸勲 様
70代(独身・実子無し)
Mr.Minegishi

自分の最期は自分で出来ない

仕事人間の私に70歳を間近に芽生えた悩みは「終活」でした。
決めたことを実行できる元気なうちに早いかもしれないが、取り掛かる必要があると思い色々調べ始めました。
両親の扶養、墓の購入・・・4人兄弟ですが、他の兄弟の助けは無く、一人で両親の介護、看取りを全て行ってきました。
両親を見送った後、死後の手続きや整理を全て済ませた時、全てが終わった感100%で自分の役目が終わり虚無感となりました。
残るは自分の最期の後始末。バツイチ独身で、実子もいない私としては、自分の看取りをする親族はいません。そして、自ら築いた資産(マンション・自宅・会社・駐車場)を全て処分しました。長年、苦労して会社を経営して、築いてきた資産であり、お金は意義のある事に遣うように工夫してきました。しかし、自分の遺産をめぐって醜い相続争いを避ける為4年がかりで整理実行しました。

支援団体選び

資産については整理が出来ましたが、あとは自分自身の介護や死後の事をどうするかという悩みが残っていました。
これは、誰かの支援や頼りが必要で自分が出来ない事です。
色んな支援団体の資料を集め、話を聞いて調べていきました。
いくつかの団体に絞り、どこの団体に最期の支援をお願いするか検討していました。
その中で、包括あんしん協会の代表の大和さんに出会いました。大和さんは、切れ味も派手さも表に出さず、実直で温かい人柄で安心しました。死後だけでなく、病気になり介護になった時もお世話になる事を考えたら、親身に温かく対応してくれる事が大事だと思いました。安心して信頼し託しています。

【峯岸様担当の大和から】
峯岸様は、包括あんしん協会の会員第一号です。
当時スタートしたばかりで、至らない点も多い中、そして多くの支援団体がある中で最終的に私共の協会を選んでいただいた事はとても嬉しい思いと、責任を重く受け止めました。峯岸様も正直新設の団体に託す事は、とても勇気がいったと思います。
峯岸様は、会社を経営されていたこともあり、私共の団体の運営や経営についてもアドバイスをくださいます。気づきやヒントをいただいて、私自身も勉強になり有難く思っています。なかなか思うように事業が進まず悩んでいた時にも、峯岸様の存在が支えとなり踏ん張れたのだと思います。
峯岸様が、救急搬送されて入院した時、その後の治療の選択は、峯岸様の性格、考え方、退院後の生活など考慮しながら一緒に悩み決めました。
今は、「延命治療はしない」「なるべくギリギリまで自宅にいたい」という希望を考慮して、訪問医療の医師や看護師さん、ケアマネージャーさんと連絡を取り合いながら支援を行い定期訪問しています。
MinegishiAndYamato


 

徳永晃一 様
50代(独身・実子無し)
Mr.Tokunaga

入院して初めて独りの不安を感じた

50代半ば、大病をして入院をする事になった。
入院の時に、病院から「身元保証人」が必要と言われ驚いた。
それまで、両親の入院の時は自分が身元保証人をしてきたが、いざ自分が入院する時は既に両親は他界しており、保証人がいない事に初めて気づいた。
そして、今後病気だけでなく、亡くなった時はどうなってしまうのかも考える機会となった。地域区役所の無料司法書士相談窓口に行き紹介されたのが、包括あんしん協会でした。

安心して生きていく事の大切さ

会員になった後、引っ越しを考えていたため街の不動産屋さんへ物件を探しに行った時、身寄りがいない私が賃貸住宅を借りる事は難しいと断られた。高齢者になると難しいと聞いた事はあるが、現実は高齢者でなくても厳しいものだとわかった。そんな時、包括あんしん協会の理事の土屋さんに相談をしたら、快く対応してくれて、私でも借りられる賃貸住宅を探してくれた。後で聞いたら100件近くあたってくれたと聞いて本当に有難いと思った。将来の生活についての相談や今後のライフプランについても詳しく、そして丁寧に対応してくれるのでとても心強いと感じている。どこに相談したらいいか分からない不安があったが、「お困り事があったら何でもまずは相談してみてください!」と言ってくれるので、とても安心して過ごせている。

【徳永様担当の土屋から】
徳永様に初めてお会いしたのは知り合いの司法書士さんからのご紹介でした。
まだ50代半ばでお仕事もされていましたが、ご両親も他界されていて親戚とはお付き合いもないとのことで緊急連絡先と身元保証を心配されていました。
弊社のような事業をしている法人は知らなかったとのことで、よく考えてからお返事をいただくことになり、初めてお会いしてから6ヶ月程経ってからまた面談させていただき、ご入会いただきました。元気なうちから亡くなった後までの長いお付き合いとなりますので、徳永様も安心して任せられる法人なのか?よく考えた上のご決断だったと思います。弊社を選択していただいたことは大変嬉しかったです。また同時に責任の重さを実感しました。
保証人がなく入居できたURの賃貸マンションからのお引越しをしたいとの希望がありましたので、弊社が緊急連絡先となり賃貸マンションのご紹介をさせていただきました。
将来亡くなった後の遺品整理や死後事務なども弊社が責任を持って受託するご契約もさせていただきました。徳永様からは「これからは困ったことがあったら相談できるし、この先何かあっても安心です」と言う温かい言葉もいただきました。
日頃はお仕事でお忙しい徳永様ですが、年に2回ほど近況報告を兼ねて会食をご馳走してくださるので私共もとても楽しみにしています。

Banquet

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