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冬はシニアにとって危険な季節?起こりやすい健康トラブルを知ろう

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気温が下がり湿度も低くなる冬は、体調を崩しやすい季節です。健康トラブルに特に気を付けたい時期だからこそ、冬ならではのかかりやすい病気を知り、しっかりと予防していきましょう。

この記事ではシニアが気をつけたい、冬に多い健康トラブルと対策法をご紹介します。

冬は体調を崩しやすい

冬は体調を崩しやすいシーズンです。外の気温が下がると同時に暖房を使うことで、気温差による体調の変化や、日照不足など、体内時計が乱れやすく健康に影響が出やすい時期なのです。

過ごしやすい秋が終わり、また暖かい春が来るまでの冬は、いかに感染症などを予防して元気に過ごせるのかが大切です。

特に冬場は寒さの影響で、命に関わるような病気を発症してしまうリスクもあります。冬は体調を崩しやすいと理解したうえで、起こりやすい健康トラブルに合わせた対策を取り入れていきましょう。

冬に気を付けたい4つの健康トラブル

冬に起こりやすい健康トラブルをご紹介します。冬に起こりやすい理由や、健康管理のポイントなどをご説明します。

風邪やインフルエンザなどの感染症が広がりやすい

冬は湿度が下がるうえ、さらに暖房の影響で室内も乾燥しやすい状態になっています。風邪やインフルエンザをはじめとするウイルスは乾燥を好み、繁殖が進みやすいという特徴があります。

さらに暖房の影響で窓を閉め切っている時間が長くなり、部屋の中にウイルスが残りやすいことも風邪やインフルエンザといったウイルス感染が起こるリスクが高い原因なのです。

毎年インフルエンザの流行が話題になるように、普段風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりづらい人も体調を崩しやすい季節なのです。特にシニアになると免疫力が下がってしまうため、感染症にかかる可能性が高くなります。

しっかりと感染対策として、空気の入れ替えや手洗いうがいを徹底するなど、日頃から感染症を避けるための生活習慣を心がけていきましょう。

寒さによる低体温症のリスクがある

寒さの影響を受けて体温が大幅に下がってしまう低体温症を起こしやすいことも注意が必要です。低体温症と聞くと、山の中など気温が著しく低いところで引き起こす病気というイメージがあります。

しかし、実際は代謝が衰えているシニア世代は、寒いところに長時間いることで体温が下がったまま体が温まらず、低体温症の状態が続く可能性があるのです。すると体の機能が低下してしまったり、最悪の場合意識障害などのリスクがあります。

特に冷暖房が苦手な人や節約したい人は、冬場の寒さを厚着だけで過ごそうとするケースが少なくありません。冷え込みの厳しい日に暖房を使わずに寒い室内に居続けると、気付かないうちに低体温症になっていることがあるため、寒さを我慢しすぎずに暖房を使うように心がけましょう。

冷えの影響で腰や足などの関節が痛む

冷えの影響で血流が滞り、もともと弱っている足や腰の関節の痛みが出やすくなります。特にシニアにとって膝や腰の痛みは歩行が困難になるなど、生活に直接影響が出てしまうことにつながります。

関節の痛さから、行動量が減ってしまい冬は家にいる時間が長くなりやすいことも、日光に当たる時間が減ってしまい、自律神経の乱れにつながるのです。普段から膝や腰などの関節痛がある人や、寒い季節になると関節が痛む人は、自分に合ったサポーターを見つけるなど、関節を守る工夫をしていきましょう。

お風呂場のヒートショックに注意

冬場の健康リスクで気をつけたいことが、入浴時のヒートショックです。ヒートショックとは寒い脱衣所で服を脱ぎ、熱いシャワーや浴槽のお湯に入ることで寒暖差によって血圧が乱高下してしまい、心臓発作や脳梗塞など命に関わる病気につながってしまいます。

年間1万人以上がヒートショックで命を落としていると言われており、シニアはヒートショックのリスクが高いため注意しましょう。

脱衣所に暖房を使ってできるだけ浴室との気温差をなくす、シャワーを浴びるときは心臓から遠い足元からゆっくりとかけていくなど、心臓に負担をかけない入浴方法が大切です。

冬を元気に過ごす3つのポイント

冬を過ごすにあたって、元気でいるには体に必要なものをしっかりととったうえで感染症を防ぐことがポイントです。

ここでは、冬だからこそ意識したい3つのポイントをご紹介します。

1日1リットル以上の水分を意識してとる

冬になると気温が下がるため、夏と比較して水分の摂取量が減ります。そのため気付かないうちに脱水症状を起こしていることがあります。

冬場も脱水症状によって体調を崩してしまう可能性があるため、1日最低でも1リットル以上の水分をとりましょう。冷たい水は胃腸を冷やしてしまうため、常温や白湯など暖かくした飲み物にすることをおすすめします。

部屋ごとの温度差をできるだけなくす

部屋によって温度差があると、血圧の上下につながってしまいます。出来る限り普段過ごすことが多い部屋は気温が一定になるように暖房を使いましょう。

たとえばリビングとキッチンを行き来する機会が多ければ、どちらの部屋も気温差が大きくなりすぎないように両方暖房を使ったり、しっかりと着こんだりして感じる気温の変化をできるだけ減らすことが、心臓発作などの急病の予防につながります。

日光を浴びて規則正しい生活を心がける

冬は夏とくらべて日照時間が短いため、朝日が昇る時間が遅く早い時間に太陽が沈みます。寒さから外に出る時間も自然と減ってしまうことで、あまり日光に当たらないで過ごしている人が少なくありません。

しっかりと日光を浴びることが、自律神経を整えて朝気持ちよく目覚め、夜にぐっすりと眠るために必要なことです。寒さから寝付きが悪くなることも多く、さらに日光に浴びていないことによって自律神経が乱れ、眠れない、朝起きれないといった健康リスクにつながってしまうのです。

短時間でも午前中に散歩に出るなどして、日光を浴びることが体内時計を整えて健康管理につながっていきます。

まとめ

冬場は気温が下がることでさまざまな健康リスクが高まります。夏は元気に過ごしていたのに、冬に急病で寝込んでしまうといったケースがめずらしくありません。

特にシニアはヒートショックなど、命に関わる病気もあるためしっかりと対策をしたうえで冬の元気に過ごしましょう。

投稿者プロフィール

大和泰子
大和泰子
一般社団法人 包括あんしん協会代表理事
株式会社 WishLane 代表取締役

【資格】
終活アドバイザー
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
デジタル遺品アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー

家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居でにぎやかに生活中。
一生涯のライフプランをサポートする中、独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った時、幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と思ったのがきっかけで、おひとり様サポートを行う「一般社団法人包括あんしん協会」を設立。
5000人の保険コンサルティングの実務経験から、保険の「資金準備」だけでは足りないと実感。「お金」「心・身体」「人」のトータルサポートを目指している。実際におひとり様が病気や介護になった時、また死亡時のサポート業務を行なっている。おひとり様の終活準備の必要性を啓もうする為セミナー講師としても活躍中。
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