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定年後に田舎暮らしを始める魅力

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シニアライフへの備えに役立つ情報をお届けしているコラムシリーズでは、「生きがい・楽しみ」に焦点を合わせてシニアライフの生き方について特集しています。今回のコラムでは、どんな時代にも一定の支持を集める「定年後の田舎暮らし」に着目してみましょう。

 

時代が変わってもいつも一定の支持を集める「定年後の田舎暮らし」への夢。出身地の地元に戻って暮らしたいという方もあれば、新しい土地で人生をリスタートしたいという方まで、一言に田舎暮らしといっても憧れの形は様々です。

今回のコラムでは、シニアライフの夢の一つとして支持を集める定年後の田舎暮らしについて、その魅力と注意点について見てみましょう。

 

定年後田舎暮らしの魅力

魅力① 新鮮で栄養価の高い食習慣を持てる

田舎暮らしといってまず連想されるイメージの一つに、新鮮な食材の存在が浮かんできませんか?
実際に農作地が近い地方の田舎では、新鮮かつ栄養価が高い生鮮品が比較的に安い値段で流通しています。
近くの直売所で季節の野菜を買ったり、海のある町へ住めば漁師さんから旬の海産物を購入できる可能性もあるのです。

健康なシニアライフのために、適切な食習慣は欠かせない存在です。
新鮮で栄養価の高い食材が比較的安価に買えて、料理する楽しみを持てることは、
健康寿命を高める上で大きな役割を持つ田舎暮らしの魅力の一つですね。

 

魅力② 趣味と健康習慣をセットで持てる

続いては、身体を動かす健康習慣について着目してみましょう。
基本的に車社会の田舎暮らしでは、かえって都会にいる時よりも歩かない、身体を動かさなくなってしまう懸念もございます。

一方で、田舎で暮らすシニア世代の多くは家庭菜園の趣味を持っておられることも多いのです。
実際に定年後の田舎暮らしを思い浮かべている方も同じく、
外へ出て自然豊かな場所で時間を過ごすことを肯定的に考えておられる場合も多いのではないでしょうか。

よって、買い物や移動では車を使うことが多いものの、畑や田んぼに出て足腰を鍛えることで健康を維持できる選択肢に恵まれています。
地方のシニア世代の家庭菜園は、趣味の範囲を超えて定年後の副収入をつくる仕事にまで発展する可能性もございます。
道の駅や直売所で自分の育てた野菜を販売して、お小遣い稼ぎをするシニアも多々。

いくつになっても「やりがい」とともに「身体を動かす健康習慣」を持ち続けることは、心身ともに健康なシニアライフを支えてくれます。

 

魅力③ 同世代の繋がりを持ちやすい

最後の魅力では、同世代との繋がりについて着目してみましょう。
都市部と比較して、地方の田舎は一般的にみて高齢者の割合が高いもの。

さらに、ご近所同士の付き合いや地区ごとのサークル活動によって、シニアを対象とした趣味などの活動機会にも恵まれています。

隣のお家と野菜の交換をしたり、文化芸術の活動へ参加したり、自治体が主宰する高齢者向け大学を受講したりと、
同じシニア世代と交流を重ねて、社会との繋がりを持ち続けられる環境が充実していることも、
地方の田舎でシニアライフを送る魅力の一つと言えそうです。

 

移住前に慎重な情報収集を

 

人と人との繋がりが厚く、いくつになっても社会の一員として役割とやりがいを持てる田舎暮らし。
一方で「田舎」と一言にまとめても、地域ごとの特色はその場所ごと、時代ごとに異なるものです。

定年後の田舎への移住となれば、お金の面でも、時間の使い方の面でも、その後のシニアライフを大きく左右する決断です。
思い切った決断を下す前に、何度も地域へ通って自分や家族の趣味嗜好に寄り添った地域であるか慎重な見極めが欠かせませんね。

 

1)移住前に地域の方との交流を

繰り返しますが、やはり定年後の地方移住を考えた場合はやはり情報収集が欠かせません。
実際に暮らしたい地域を見つけたならば、いきなり移住する前に何度も通って、地域の方と積極的に交流を図りましょう。

移住後にいざ暮らし始めるとなると、自治体ごとのルールや地区のしきたりについて知ることが欠かせません。
ゴミの出し方、地域行事の役割など、その地域での暮らし方について相談できる存在を予め見つけることがオススメです。

 

2)生活費を知り、資金計画を立ててから

いざ移住を考えるならば、まず住まいの確保や引っ越しにお金が掛かりますね。
しかし、まとまった支出は住まいの確保だけに留まらない場合もございます。
「田舎暮らしは生活コストが安い」といったイメージがあるかもしれませんが、この点はよく調べておく必要がありそうです。

特に寒冷地域では、冬場の暖房費だけで月々に数万円の支出となる場合もあったり、
積雪のある地域では、加えて雪かきの作業が必要となるため、自分で作業ができるか、除雪機を買う必要があるか等、
想定外の支出となる、都市部での暮らしでは存在しなかった支出が起こりうるのです。

また、車の所有が半ば必須であったり、公共交通機関を利用するにしても料金が高いなど、
場合によっては都市部よりも生活コストが高いといった実態もございます。

この辺りの生活環境と費用面については、地域の方から直接聞く場合もあれば、自治体の移住支援窓口へ相談する選択肢もありますので、
移住前に実態を調べた上、シニアライフでの中長期の資金計画を立ててから移住へ臨みましょう。

 

まずは週末移住という選択肢も

 

定年後の田舎暮らしの魅力と注意点について、およそご理解いただけましたでしょうか?
ここ数年の地方創生政策を受け、若者が一定数、地方へ移住する流れが起き、多世代が集まるコミュニティが生まれていたりと、
生きがいを感じられる田舎の在り方が見直されています。

仕事では定年を迎えたものの、地方で60代、70代といえば、まだまだ現役世代。
地域の一員として働き、生きがい・やりがいを感じられる場面は満ち溢れています。

一方で都市部ほど公共交通機関が充実していないため、特にシニア世帯のみで移住を考える場合は、
病院や介護施設、買い物など、生活環境は慎重に調べて居住場所を検討する必要があるのです。

いきなり地方へ家を立てて一足飛びに移住する前に、空き家や賃貸アパートを借りて、週末移住から始めてみる選択肢はいかがでしょうか?
夢の定年後の田舎暮らしは、思うように身体が動かなくなってくるライフステージまで含めて、中長期の計画を立てて臨みましょう。

投稿者プロフィール

土屋福美子
土屋福美子
一般社団法人 包括あんしん協会理事
株式会社 WISHLANE 取締役

【資格】
ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー
高齢者住まいアドバイザー
デジタル遺品アドバイザー

お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのあなた人生のスパイスとして一生涯サポートしています。

約5000人の保険コンサルティング実務経験から
「お金、心、身体」のトータルサポートが必然。
あなたの心からの笑顔と実現力を引き出すライフナビゲーター。
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