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銀行口座をまとめよう!口座を整理する手順とコツを紹介

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終活の1つとして、体力のあるうちに取り組みたいことが複数ある銀行口座やクレジットカードをまとめるお金に関する整理です。銀行口座を把握し、必要なものをわかりやすく残すことで、シニアライフでの生活をより便利にできます。
また、ご遺族の銀行口座整理の負担軽減にもつながるのです。この記事では、終活で銀行口座をしっかりと整理する重要性、具体的な手順をご紹介します。

銀行口座をまとめるメリット

銀行口座をまとめて整理することは、次のようにさまざまなメリットがあります。

・今ある口座を把握して忘れていた口座に気づける
・ご遺族がお金の管理で困らないようにできる
・認知症による口座の凍結時のトラブルを防げる

銀行口座を整理すると、過去に作ったまま忘れている通帳が見つかることがあります。そのような口座を残したままにせず、体力のあるうちに解約手続きを進めておくことで、その後のトラブル防止につながるのです。

また、気づいていなかった貯金に気づくなど、その後の資産形成に役立てられることもあります。何より、銀行口座の数が多いほど、ご本人が亡くなったあとの手続きの負担も増えます。

そんなご遺族の負担を減らし、スムーズにその後の財産管理や遺産分配を進められるように、生前のうちにしっかりと銀行口座を把握し、整理することがご遺族にできる思いやりにつながるのです。

銀行口座は認知症になった場合、凍結されるリスクがあります。一度凍結されると、家庭裁判所へ申し立てをして成年後見制度を利用できるよう手続きしなければいけません。
手続きが完了するまでは数か月の時間が必要で、その間家族は生活費を口座から引き出せなくなるリスクがあります。
このように、銀行口座を少数にして、すべてを把握することがとても重要なのです。

銀行口座をまとめる手順

銀行口座をまとめるには、次の手順で少しずつ進めていきましょう。いきなり複数の通帳を解約し、1~2個の口座に移すことは時間、体力的な負担がかかります。

一度にすべての口座を解約するのではなく、まずはじっくりと資産計画を立てつつも何個口座を残すのか、どんな目的で使うのか考えていきましょう。

今ある口座通帳をすべて確認する

最初に今契約している銀行口座を把握したうえで、口座通帳をすべて確認しましょう。過去に契約した記憶がある銀行も、口座があるか各金融機関に直接問い合わせる方法があります。

過去に口座を作った記憶があるものの、どの銀行かわからない方は生活圏内にある銀行の支店に、電話やメールで問い合わせてみましょう。

また、ご家族に聞いてみると、過去に関わりがあった銀行を思い出せる可能性もあります。

口座残高を確認する

契約している銀行口座の通帳が集まったら、次に残高を確認しましょう。残高がいくらあるのか、毎月引き落とされる金額はどれくらいか把握して、解約しても問題がない通帳か把握できます。

特に引き落としについては、解約するにあたって別の口座に切り替える手続きが必要になります。光熱費や家賃など生活に欠かせない費用の引き落としを把握しましょう。そのほかにもつい忘れてしまいがちな毎月契約のサブスクリプションといった趣味にまつわる引き落とし口座、定期預金の口座なども把握することが大切です。

口座をいくつ残すか決める

口座をいくつ残すか決めたら、随時解約手続きを進めていきましょう。口座の解約は銀行の窓口に行って、通帳、届け印、キャッシュカードと、運転免許証などの本人確認書類が必要です。

特に昔作った通帳だと、引っ越しで住所や連絡先が変わっている可能性があります。いつ頃作った通帳か確認したうえで、住所や連絡先が変更されていないか銀行で調べてもらいましょう。

近年では通帳が手元にないネット口座を使っている方が多くいます。手元に通帳がないため、開設したものの忘れているというケースが起こり得ます。

特にFXやNISA、iDecoなど投資用に口座を作り、毎月自動で引き落としされていたといった例もあります。ご本人がそのまま亡くなってしまった場合、いつの間にか投資の損失が増えてしまう可能性があるのです。

ネット口座を持っているのかも調べたうえで、口座をいくつ残すのか判断しましょう。

生活費などの引き落とし口座を統一する

生活費などの引き落とし口座は1つに統一すると、自動で引き落としされる通帳がすぐにわかり、その後のご遺族の手続きがスムーズです。

水道光熱費、家賃のほか、クレジットカードの引き落とし口座なども、できるだけ統一しましょう。理想は貯金や積み立て用の口座が1つ、引き落とし専用の口座が1つの合計2つ程度にまとめておくこと。

毎月どれくらいの金額が引き落とされるのかすぐに計算できるうえ、ご遺族の口座変更手続きもスムーズにできます。

貯金・相続用通帳を決める

貯金、相続用の通帳を決めたら、次にご遺族に通帳があることを知らせておきましょう。通帳の保管場所も、信頼できる方に伝えておくとご自身に万が一の事態が起きたときも、遺産がどこにあるのかすぐに見つけてもらえます。

まとめ

ネット銀行をはじめ、今では多種多様な銀行が存在しています。生きているうちについ増えてしまいがちな口座を、生前のうちにしっかりと整理することで、資産の把握につながります。

何よりもご遺族の整理や遺産管理の負担を減らせるため、終活の1つとしてぜひ行っておきたいものです。特に引っ越しや転職をきっかけに、新しい銀行口座を作って、過去の口座をそのまま放置してしまっている方は決して少なくありません。

だからこそ銀行口座の整理は、思い立ったときから行動していきましょう。

投稿者プロフィール

土屋福美子
土屋福美子
一般社団法人 包括あんしん協会理事
株式会社 WISHLANE 取締役

【資格】
ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー
高齢者住まいアドバイザー
デジタル遺品アドバイザー

お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのあなた人生のスパイスとして一生涯サポートしています。

約5000人の保険コンサルティング実務経験から
「お金、心、身体」のトータルサポートが必然。
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