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シニアのシンプルライフ 物を増やさない・買わないコツ

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余計なものを手放して、人生後半戦を清々しい気分で楽しく送りたいと、必要なものだけで暮らすシンプルライフを取り入れるシニアが増えています。

しかし、いったん不用品を処分しても、時間が経つとまた以前のように物であふれた状態になってしまう方もいらっしゃいます。物を手放したら、次は増やさない生活を意識してみませんか?

この記事では物を増やさないための考え方や、買い物の時の注意点をご紹介します。

「捨てる」から「増やさない」シンプルライフに

終活には物を減らして、自分に必要なものだけを残す断捨離が含まれています。一回は終活のために物を整理しても、生活を続けていくうちに、また以前のように物が増えてしまったとお悩みの方がいます。

そこで、物をすっきりと整理したあとに、シンプルライフを継続するためには物を買わない生活を心がけることが大切です。自分に不必要なものを「捨てる」ことが済んだら、次は余計なものを「買わない」生活を意識してみてはいかがでしょうか。

物を増やさないコツ

物を増やさないためには、不必要な買い物をしないことが大切です。
増やさない生活のために、今日からでも実践できるコツをご紹介します。

まずは今の所持品を調べて把握する

物が増えてしまう原因の1つが、すでに持っている物をまた買ってしまうことです。洋服やアクセサリーは、似たようなデザインをつい買いがちです。

まずは所持品を調べて、今自分が何をどれくらいの数持っているのか、ノートに書くことからはじめましょう。一度にすべての所持品を数えるのは大変ですので、今日は洋服、明日は文房具、消耗品と、種類ごとに数えていくと大きな負担になりません。

新しく物を買うときは、ノートを元に今の自分が持っているかどうかチェックすると不必要な買い物を減らせます。

買い物メモ以外のものは買わない

買い物に行くと、予定に入れてなかった食材や小物を買ってしまうことがありませんか?出かける前にメモを作って、それ以外のものは買わないと意識するだけでも物が増えづらくなります。

消耗品や食材は、あらかじめ保管する数を決めておくと安心です。ティッシュやトイレットペーパーなど、かさばりやすい物ほど保管数を決めましょう。余計な在庫で自宅のスペースを圧迫する心配がありません。

収納アイテムや家具は増やさない

収納ケースや棚などの収納スペースが空いていると、つい新しい物を買ってしまう原因になります。今ある収納からはみ出さない量までしか持たないと意識すれば、必要以上に物が増える心配がありません。

また、どうしても買い物してしまう方は、「1つ買ったら1つ捨てる」を習慣にしましょう。

郵便物やレシートなどの書類は溜め込まない

今すぐ物を減らす方法の1つが、使わない郵便物やレシート、新聞紙などの古紙や書類を処分することです。紙はかさばるうえ、処分しないとすぐに増える物です。

郵便物はすぐに開封して内容を確認したら、不要な物は捨てる習慣をつけるだけでもテーブルの上が片付きます。レシートも財布に入れっぱなしにしないで、帰宅したら捨てることですっきりできます。

確定申告などでレシートを保管する必要があれば、保管場所を決めて片づけることをおすすめします。

買い物の基準を見直してみよう

何かを買う時の基準を見直すことで、自然と無駄なものを買う機会が減り、。自分の生活の中で本当に必要な物だけを厳選できるようになります。

必要なだけ置いている空間は、スペースを圧迫せずゆったりと生活していけることでしょう。掃除の労力も減りますので、将来年齢を重ねて体力が落ちてきた方も、無理なく自宅を清潔に保てるメリットもあります。

物をむやみに増やさない買い物のやり方、考え方のポイントをご紹介します。

代用できる物がないか考える

購入したいものは事前に代用できないか持ち物を調べたうえ、場合によってはレンタルサービスを活用する方法がおすすめです。
クリスマスツリーやハロウィンの飾り付けなど、使う時期と回数が限定されるものは、ハンドメイドする方法もあります。
どうしても必要なものは、友人や家族から一時的に借りることも物を増やさないコツです。

また、代用できずに購入したものは、後ほど必要としている友人や、家族に譲ればむやみに家の中に物を増やしません。

欲しいものはすぐに買わず時間を置く

衝動買いは物を増やす大きな原因です。お店で見かけた気になる小物や服も、すぐ購入しないで数日時間を置くことを意識しましょう。

その場で買いたいと思っても、時間が経って冷静になると買い物を我慢できるケースは多くあります。また、テレビショッピングやインターネット通販にも注意しましょう。

時間を置いても欲しいと感じる物だけを購入すると、本当に必要な物だけを残せます。

買った数だけ手放す

何か新しい買い物をしたら、同じ数の物を処分しましょう。これだけで今以上に物が増えることはなくなるため、不用品を溜め込まずに済みます。

特に洋服やアクセサリーは似たようなものを買いやすいので、すでに似た服がクローゼットにないか調べると安心です。どうしても新しい洋服を買うのなら、傷んだものや似たデザインの服を処分するか、売るなどして手放すことをおすすめします。

贈り物は消え物を選ぶ

買い物を控えていても、友人や知人からのプレゼントで物が増えることがあります。贈り物は断りづらいからこそ、さり気なく相手にもお菓子や洗剤などの消え物を贈りましょう。

消え者を贈ることで、自然と相手からも消え物で返してもらいやすくなります。言葉で直接断らず、お互いに気持ちの良い関係を続けながら贈り物を楽しみあえる関係を目指しましょう。

おわりに

物を減らして整理することは、単純に捨てるだけでなく生活に必要なものを厳選する行為です。本当に必要なものだけに囲まれている空間は、物が多いストレスを感じず心地の良い生活ができます。

今家にある物を把握して、不用品を手放したら次は物を増やさない買い物を意識していきましょう。

投稿者プロフィール

土屋福美子
土屋福美子
一般社団法人 包括あんしん協会理事
株式会社 WISHLANE 取締役

【資格】
ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー
高齢者住まいアドバイザー
デジタル遺品アドバイザー

お金だけでは解決できない想いを叶え、生きた証を後世へ橋渡しするためのあなた人生のスパイスとして一生涯サポートしています。

約5000人の保険コンサルティング実務経験から
「お金、心、身体」のトータルサポートが必然。
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