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老後に備えたリフォームは 50代から始めよう!

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50代からの終活と題して、シニアライフへの備えに役立つ情報をお届けしている連載ですが、今回から数回にわたって「老後に備えたリフォーム」をテーマに取り上げたいと思います。ちなみに、40代後半〜50代のうちからリフォームを始めることのメリットについては、過去のコラムでもお伝えしているとおりです。

 

過去の記事はこちら↓

シニアライフに向けたリフォームのポイント 〜50代からの終活〜

こちらのコラムでもご紹介したとおり、

・まだ働いているため資金計画を立てやすい
・今後、自分のために過ごす時間が増える
・定住地を決めやすい

といった理由からも、40代後半〜50代のうちに「老後に備えたリフォーム」に取り組むことが推奨されています。
これまでのコラムでは、シニアライフに備えたリフォームの概要について解説してまいりましたが、今回からのコラムでは「おうちの場所ごと」に区分けして、見直したい点を詳しく取り上げていきたいと思います。

それでは、場所ごとのリフォームのポイントについて詳しく見る前に、まずは「シニアライフで起こりうる可能性が高い自宅でのトラブル」について把握していきましょう。

 

意外と高い、自宅での事故のリスク

まず独立行政法人国民生活センターが調査した、事故に関する報告についてご紹介します。

こちらは平成22年12月から平成24年12月末までの期間を対象に調査された報告で、今回の記事では65歳以上の高齢者に関する報告に焦点を絞ってご紹介します。

この結果、65歳以上の事故のうち、住宅内で発生した事故は事故全体の77.1%を占めています(ちなみに65歳未満の事故も住宅で起きた場合が最多)

自宅で起こる事故の発生場所

住宅で起きた事故のうち発生場所別に調べた結果は下図のとおりです。

ご覧のとおり、住宅で起きた事故のうち最も多くが居室で、全体の4割強を占めています。続いて、階段での事故、台所・食堂での事故が多く発生している結果です。

自宅で起こる事故の主な原因

 

高齢者の住宅内事故の「原因」をみると、最も多く報告されていた原因は「転落」と「転倒」でした。

 

・階段を踏み外して転倒し、転落
・夜間トイレへ行く際、ベッドから転落
・絨毯や毛布などに足を取られて転倒
・はしごに登っていて転落
・玄関の段差でつまずいて転倒

 

 

というように、移動や作業の際に転落・転倒してしまうケースが多いようですが、「バスマットにつまずく」といった些細な障害物で大きな怪我に繋がる可能性が高いことは、高齢者ならではの傾向と言えますね。

 

おうちの場所別に事故を防ぐ見直しを

ここまでご紹介した調査報告のように、危険度の高いケースを知って「防止できる環境を作ること」で事故・怪我の可能性を下げることは十分に可能です。

些細な事故でも重大な怪我を引き起こしたり、怪我の回復に時間が掛かって、少しの怪我で寝たきり生活に繋がることもあるので注意が必要です。快適に生活でき、なおかつ自宅での事故を防ぐようなリフォームのポイントについて、これから数回のコラムでご紹介してまいります!

投稿者プロフィール

大和泰子
大和泰子
一般社団法人 包括あんしん協会代表理事
株式会社 WishLane 代表取締役

【資格】
終活アドバイザー
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
デジタル遺品アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー

家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居でにぎやかに生活中。
一生涯のライフプランをサポートする中、独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った時、幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と思ったのがきっかけで、おひとり様サポートを行う「一般社団法人包括あんしん協会」を設立。
5000人の保険コンサルティングの実務経験から、保険の「資金準備」だけでは足りないと実感。「お金」「心・身体」「人」のトータルサポートを目指している。実際におひとり様が病気や介護になった時、また死亡時のサポート業務を行なっている。おひとり様の終活準備の必要性を啓もうする為セミナー講師としても活躍中。
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