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家事代行の種類について〜50代からの終活〜

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50代からの終活をテーマにお届けしているコラムシリーズですが、今回ご紹介するのは「家事代行の種類」について。終活の中で、年齢を重ねてからの家事の負担を心配される声は少なくないものです。そこで今回のコラムでは、自宅に暮らしながら家事代行を頼むことで負担の少ない生活を叶えるサービスについて紹介してまいります。

家事代行を依頼するメリット

家事代行というと、働き盛りの20〜40代おひとりさま世帯が依頼するサービスと認識される方も多いようですが、実はシニア世代からの需要も高いサービスです。年齢を重ねると共にある程度、心身の機能が衰えることは自然の摂理の一つです。現役で仕事していた年齢の頃と比べると、どうしても一日にできる仕事の量が少なくなってしまいます。一方で長年料理や片付けを続けていた心は「きちんと家事できていない、これではダメだ」ともどかしさを抱えてしまうケースもしばしば。出来る家事の量が減ったことを認めて、誰かの協力を得ることで「今まで通り心地よい暮らし」を維持する手段の一つが家事代行サービスを利用するということです。

家事代行サービスを利用するメリットとして、主に以下の3点が挙げられます。

心身の負担を減らせる
怪我のリスクを抑えられる
周囲の安心が高まる

まず、家事の一定量をプロに任せることで心身の負担を軽減できます。料理をつくるために重い荷物を抱えて買い出しへ行き来したり、膝が痛いのに屈んでお風呂掃除をしたり。家事は身体を動かす機会になる一方で、あちこちに痛い箇所が出てきたシニアの身体には負担も少なくありません。しかし「料理を作るまでの負担が大きいから、食事を疎かにする」「掃除が負担だからお風呂に入りづらい」といった状態が続いてしまえば、身体だけでなく心の健康まで失ってしまう怖れもありますよね。家族や知人に身の回りをしてもらうよりも、お金を払ってプロへ任せた方が頼みやすいと感じる方もいらっしゃるものです。プロに家事を任せることで、第一に心身の負担を軽減できるメリットがあるのです。

そして、シニアライフにとっての家事は、怪我のリスクを無視できません。高齢者が救急搬送される理由の多くが「自宅内での転倒」と言われるほどですから、無理して自分で家事を続けることは危険を伴うと理解しておきましょう。些細な怪我でも不調が続きがちなシニア世代の健康を配慮して、「無理をせず人に頼む」といった精神をまず心得ておきましょう。家事代行を依頼することで、家事においても無理をせず、怪我や病気のリスクを軽減できるのは安心へ繋がりますね。

さらに、家事代行をプロへ任せられる環境は周囲の人々にも安心をもたらします。第一におひとりさま世帯では、近くに家事を任せられる親族が不在のケースが少なくありませんが、どこかで心配してくれている存在はいるものです。「一人でちゃんと暮らせてるだろうか、自分が手伝いに行けたら良いのに」と周りの方々が心配に感じたり、負い目を感じる状況はお互いにとってストレスになってしまいますよね。定期的に家事を頼れる環境を維持していると分かると、周囲の方々の安心にも繋がるものです。

 

主な家事代行の種類

ここからは、家事代行での支持を集めるサービスをいくつかご紹介します。

ダスキンライフケア

まずはじめに、皆さんお馴染みのダスキンさん。掃除のプロといった印象が強いダスキンですが、家事代行だけでなく、夜間の見守りや介助まで任せられる点が支持される理由です。

・見守りや介助まで対応可能

・1日2時間からの短期でも利用できる

・一人ひとりのオーダーメイドプラン

・時間内であれば同居家族の家事も依頼できる

このような点がメリットとして挙げられます。また全国に支店があるので、お住いの地域でもサービスを受けやすい点も安心なところですね。

ベアーズ

続いて、クマのキャラクターでお馴染みのベアーズについて。こちは、即日対応を受け付けている点が特徴的で、急に用事ができた日でも頼りやすい家事代行です。

特徴としては、下記の点が挙げられます。

・1日1時間から利用できる

・即日依頼ができる

・家事代行スタッフ以外に担当者がつく

・不在時でも利用できる

・用事や介助まで依頼できる

このような特徴があり「用事を頼める」といった点でシニア世代の方からも選ばれている。

自宅内での家事はもちろんのこと、時間内であればクリーニングの受け渡しや病院への付添いも依頼できるので、一人でのお出掛けが心配な時でも頼れるサービスですね。

但し対応している都道府県が限られており、地方では支店が限られています。ご自身の地域は対応しているか調べてからご検討ください。

ニチイライフ

こちらもシニア世代へのサービスが手厚い家事代行。介護、医療、教育事業を手掛けるニチイ学館が運営するサービスです。

特徴としては、

・入退院安心サービスを受けられる

・見守りを任せられる

・段階によっては介護のプロへ依頼できる

といった点が挙げられます。

プランによっては、介護を専門とするスタッフを派遣してもらうことができるので、単なる家事代行から一歩進んで「心身が自由に動きにくくなった高齢者のケア」にも対応してもらえます。家事代行、介護を別々に依頼するよりも同じ会社に一任できるので、安心面でも手間の面でも心強いサービスと言えるでしょう。

また、入院が必要となった際の準備や入院中の洗濯も任せられます。

 

家事代行を依頼する上での注意点

最後に、家事代行を依頼する際に選び方、頼み方に関する注意点を確認しておきましょう。
家事代行を選ぶ上では、下記の3点をまず確認しておきたいところです。

保険適応の有無
担当者とのコミュニケーション
高齢者への理解

 

お金の話で言えば、要介護認定を受けているシニアは各種サービスを利用する際の利用料が介護保険料から支給される場合もございます。自分が頼みたいサービスが介護保険の対象内であるかどうか、予め確認しておきましょう。そして、家事代行を依頼するということは、すなわちプライベートな空間に他人が足を踏み入れて、生活の一部分を他人に任せることです。よって、単に安いから、近所にあったからという理由だけでサービスや担当者を選んでしまうと「伝えたいことが伝えられず却ってストレスを感じる」「信頼しきれないから、用事を頼みにくい」と精神的な負担を高めてしまう可能性もあります。そもそも高齢者の生活への理解があり、人対人として信頼できる会社、担当者と意見をすり合わせた上での依頼を心がけましょう。

以上が主な家事代行の種類に関するご紹介です。
次回のコラムでは、家事代行を依頼した際の費用についてご紹介します。

投稿者プロフィール

大和泰子
大和泰子
一般社団法人 包括あんしん協会代表理事
株式会社 WishLane 代表取締役

【資格】
終活アドバイザー®
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
デジタル遺品アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー

家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居でにぎやかに生活中。
一生涯のライフプランをサポートする中、独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った時、幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と思ったのがきっかけで、おひとり様サポートを行う「一般社団法人包括あんしん協会」を設立。
5000人の保険コンサルティングの実務経験から、保険の「資金準備」だけでは足りないと実感。「お金」「心・身体」「人」のトータルサポートを目指している。実際におひとり様が病気や介護になった時、また死亡時のサポート業務を行なっている。おひとり様の終活準備の必要性を啓もうする為セミナー講師としても活躍中。

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