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手元供養の骨壺はカビに注意!湿気をためない保管方法のコツ

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ご自宅など身近なところに骨壺を保管する手元供養は、時間が経つごとにご遺骨の状態の変化に注意が必要です。特に気付かないうちに骨壺の中に湿気がたまってしまい、そのままご遺骨にカビが生えてしまうこともあります。

そんなご遺骨をきれいに保つために覚えておきたい、骨壺の中に湿気をためないためのコツをご紹介します。

骨壺を保管する場所、また骨壺にできる湿気対策などをくわしくご紹介しているため、ぜひ参考になさってはいかがでしょうか。

 

手元供養は骨壺の中に水がたまりやすい

手元供養は骨壺の中に水が貯まりやすく、そのまま放置した結果気付いたときにはカビがご遺骨についていたという例が多くあります。

ご遺骨のカビを放置しておくと、やがて骨壺を置いている周辺のカビの発生にもつながってしまいます。ご遺骨を長くきれいに保管するために、骨壺を長年ご自宅に置いている方ほど、水がたまらないような工夫が必要です。

手元供養は自宅内に骨壺を保管することが多いからこそ、その周辺の部屋のカビの発生にもつながってしまいます。有害なカビを吸い込むことで体調不良にもつながってしまうため、しっかりと骨壺を清潔に保つための工夫をしていきましょう。

手元供養で骨壺にカビが生える3つの原因

骨壺にカビが生えてしまうのは、次のようにいろいろな理由があります。水が骨壺の中にたまりやすくなる原因を知ることで、骨壺の中のカビを防ぎましょう。

多湿になりやすい部屋に置いたままになっている

骨壺の中に水がたまるのは、湿気の影響を受けて空気の中にある水分が残ってしまうことで起こります。

特に気を付けたい時期が湿気の多い、梅雨や夏場です。湿度が高い時期は骨壺の中にそのまま水として残ることがあるため保管する場所に注意しましょう。

骨壺を日当たりのいい場所に置いている

骨壺を置いている場所の日当たりがいいと、外と部屋の中の気温差の影響で骨壺が結露してしまい、その中に水分が残ることもあります。

日当たりのいいところに置いておけば、骨壺が常に乾燥していて水分がたまらないイメージがありますが、実はその反対で特に部屋が暖かく外が寒い冬場など、暖房や冷房を使うシーズンは注意が必要です。

ご遺骨に手で触れてしまった

ご遺骨をほかの骨壺に移動するときなど、直接素手で触れてしまうと、そこからカビが生えてしまうこともあります。

手のひらに付着している湿気や、ほかの菌などが原因で、せっかく湿気がたまらないように置く場所に配慮していても、カビが繁殖することがあるため注意しましょう。

ご遺骨を移動させるときは、手袋をはめるなど直接手で触れないようにすることが大切です。

手元供養で骨壺やご遺骨のカビを防ぐための保管方法

手元供養をするうえで、骨壺の中やご遺骨にカビが生えないようにするには、保管する場所や方法に注意が必要です。

ご自宅でできる4つの対策をご紹介します。

窓際には置かない

窓際は外との気温差の影響を受けやすい場所です。骨壺の中が結露してしまわないように、直接日の光が当たるような窓際には安置しないでください。

おすすめの保管場所は気温差があまり起きない壁際のところや、普段あまり冷暖房を使わないところに置きましょう。

寝室やリビングなど風通しがいいところに置く

寝室やリビングなどよく人が出入りするところに骨壺を手元供養する際には、できるだけ風通しがいい場所を選ぶことが大切です。

窓を開けたときに風が通るところや、湿気がこもりにくい部分に置いてください。また、骨壺の周辺に湿気とりなどを置いて部屋そのものの湿気が残らないように工夫することも大切です。

乾燥剤を使う

骨壺用の乾燥材を使うことも、湿気によるカビ対策に有効です。近年では骨壺用に考えられた湿気対策用のシートなども販売されています。

骨壺は何年から数十年という長期間にわたって保管するものです。そのため、長期にわたって湿気対策ができる乾燥剤を使うと管理が楽になります。

また、乾燥材は骨壺のフタの裏側に貼るだけで、内側の結露などを防止できます。骨壺のフタの方に貼る場合は、1年に1回の交換など定期的な貼り替え作業もスムーズにできるため、ぜひ乾燥剤を使ってみてはいかがでしょうか。

ご遺骨を粉骨して真空保管する

骨壺の中にある湿気の影響を受けないようにする1つの方法が、ご遺骨を粉骨する方法です。粉骨とは文字通り、ご遺骨を粉状に細かくすることで、主に海洋葬など散骨する際の加工方法として知られています。

粉骨したあとに、真空パックに入れることにより外部の湿気の影響を受けにくくなります。長期間保管してもカビが生えず、きれいな状態のご遺骨をキープできます。

また、粉骨することでコンパクトな骨壺におさめられるため、スペースがない場所でも手元供養しやすいというメリットもあります。もしお墓に埋葬するのではなく、長期にわたって手元供養を希望される方は、あらかじめご遺骨の粉骨も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ご遺骨はデリケートなもので、湿気によるカビなどが生えやすいです。

そのため、しっかりと湿気対策をしたうえで、ご遺骨にとって負担がならないところに手元供養しましょう。

投稿者プロフィール

大和泰子
大和泰子
一般社団法人 包括あんしん協会代表理事
株式会社 WishLane 代表取締役

【資格】
終活アドバイザー
CFP®(ファイナンシャルプランナー)
デジタル遺品アドバイザー®
高齢者住まいアドバイザー

家族に恵まれなかった幼少時代の不安と孤独を突破し、今は3世代同居でにぎやかに生活中。
一生涯のライフプランをサポートする中、独りで誰にも看取られず亡くなる顧客を何人か見送った時、幼少の頃の孤独と重なり「孤独で苦しむ人を減らしたい」と思ったのがきっかけで、おひとり様サポートを行う「一般社団法人包括あんしん協会」を設立。
5000人の保険コンサルティングの実務経験から、保険の「資金準備」だけでは足りないと実感。「お金」「心・身体」「人」のトータルサポートを目指している。実際におひとり様が病気や介護になった時、また死亡時のサポート業務を行なっている。おひとり様の終活準備の必要性を啓もうする為セミナー講師としても活躍中。
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